舞×ギター×朗読劇で臨んだ
朗読舞劇『阿部定』
が無事終演となりました。
ご来場いただきました皆様、ご興味を持っていただきました皆様、誠にありがとうございました。
書きたいことが山ほどあり過ぎて、恐らくものすごく長文になったり、文章が破綻したりするかもです。先にごめんなさい
前日の大阪公演を後にして、愛媛は道後へ✨️
5年ぶりの道後にワクワク抑えきれず😍
目的地【ニュー道後ミュージック】に到着すると外に社長さんがいて、5年ぶりとは思えない、昨日もお会いしたようなオーラで
「おぉー!はよ入りー✨️」
とめちゃくちゃ優しい笑顔で言ってくださって、5年前の事が昨日の様に思い出されました♡
何やろなぁ、このあったかさは!!!💕
前日のイベントから音響をやってくれていた阪本くんと、阪本くんマネージャー灯ちゃんは到着していて、既にマイクや椅子のセッティングが出来ていて、感動❤️
阪本くんは私の好みのバランスを知ってくれているから、やりやすい✨️
《ただ劇場の照明の都合上、脚本に影が出来やすいから、どうしても身体が光を求めてあちこちに動きやすくなるので、マイクの性質上、響きが本番中にコロコロ変わりやすくなるのが難点だった。司会するくらいなら十分なマイクだし、響きが変わるのがお客様に伝わる範囲でもないだろうし、あくまでも私の繊細な本番中のこだわりとして。》
しばらくして、舞踏家の飯干未奈さんと、ギターのショルヘーノさんが到着。
軽い音の確認と、必要な照明だけ打ち合わせしていただけなのに、感無量で涙が溢れてきて、困った。
それから打ち合わせが終わって舞台裏に行くと、再び未奈さんと2人でうえんうえん泣いて、後で来た人達が
「どうした💦」
「何事💦」
って感じで困らせてしまったwww💦
未奈さんとは6年間、演目の度に運命共同体なんだなって改めて感じて、大袈裟かもしれないけど、分身を引き裂かれるようなそんな感覚があるのです。(私が海外に行っちゃってしばらくご一緒出来なくなるから)
本当に沢山一緒に演じてきましたね、、、😢❤️
そして本番まで1時間。
楽屋で阪本くんが
「これまでのミヒロさんの脚本の中でこれが1番好きっすわー!」
と言ってくれながら、自分の過去現色々ある女性たちの話を踏まえながらひたすら喋り続けてくれたので、あっという間に本番前😆😂(ほんまに憎めなくて好きやわ!阪本氏!!✨)
そして本番。
客入れの音楽が大きくなり、照明が暗転。
私たち3人板付きに。
ショルヘーノさんのギターが鳴る。
あ、今日は響きがあんまりない。
前日の会場の響きがかなりあったのもあるけど、初演の溝ノ口劇場での弦の音が残る感じがほとんどない。
雨だけど、今日も空気は乾燥してるのかな、、、(前日はとても乾燥していた)
そんな感じの音がした。
あの日とは違う。今日。
脚本に落ちる影にイラつきながら、これはmihiromyのイラつきなのか阿部定のイラつきなのか、物語の正気を失って行く様が相まって、私の胸を締め付けている。
時々ゴォーーっという音を鳴らす空調、
外を通りかかる観光の人たちの話し声、
どれも私、おそらく阿部定の神経を逆撫で、
そうと思ったら、ギターの音が私を救ってくれ、
というのを、異次元の世界で繰り返している。
生演奏でその人の感情が分かる、正しくは、その人の感情が分かる気がする音が好きだ。
ショルヘーノさんの音は圧倒的に後者。
マジで好きな演奏してくださる。
まだまだ噛み合うまでもう少し的な部分も含めて、めちゃくちゃ安心出来る。
極め付けは、突然の意図せぬ大量スモーク!!!!!!!!
脚本の上をスモークが漂う。
ただでさえ見えにくい文字が益々読みにくくなる。
光を反射させるから余計にとんでもないことになる、、、。
絶対負けるかぁぁ
という根性で読み続ける。
スモークもそうだけど、あれだけ大量のスモークが出るってことは、埃もかなり大量に舞い上がる。
埃とスモークに弱い私は一気に喉がやられる。
自分の好みの音の高低がどんどん奪われて行く。
カスカスになる。
絶対負けん、、、
何としてでも成功させてやる!!!
もうくっそど根性で最後まで乗り切った!!!!
有名な事件のシーン!!!!
未奈さんが、泣いている。
私も泣いている。
そして、私はしばらく金縛りにあって動けなくなっていた。
ちゃんと事件がおこった、、、(変な言い方🤣)
思い出したらまた涙が溢れてくる。
こんなとてつもない熱量の時間を共有してるから、
帰りに雨の中未奈さんと手を繋いで、お互い離せなかったんだ。
世界には80億も人がいるというのに、
こんな時間を共有出来る人はほんのほんっの一握りだ。
いや、一握りもいない!
それが愛おしくないわけがない😭💜
今回も最高やった!!
7月7日七夕🎋
朗読舞劇【阿部定】in道頓堀ZAZA
是非その全貌を観にいらして下さい!!
mihiromy