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もうすぐ4年ぶりに広島県福山市に公演に行きます。
演目は4年前と同じ。
音楽朗読劇【私の頭の中の消しゴム】
編成もフルート、ピアノのデュオ、相方も同じ。

でもこの4年で色々な事がおこった。

世界を恐怖に陥れたコロナウィルスの蔓延。

毎日世界や日本の死者数や感染者数に皆が怯えた。

私はその中で、拠点を関西から東京に移した。

東京では映像やナレーションなどの仕事をこなしたが、これまでお世話になった方々はコロナの様子をみながら、変わらず朗読劇を依頼してくださった。

時に中止に心を痛め、時に有観客を取りやめ無観客配信にしたりしながら、仕事がないという状況がなかったのは、本当に周りの皆様のお陰だなと改めて感謝しています。

少しずつ暖かいというか、真夏日の気温なども挟みながら少しずつ夏に近づいていっている今、マスクを外している人の顔もチラチラと見受けられるようになった。

イベントなどはお客様のご配慮で今尚ほとんどの方がマスクをしているように思い、申し訳ない気持ちにはなるけれど、心身ともに息苦しい日は過ぎたなと感じている。

そんな中での福山公演は本当に楽しみで、フルートの高橋香名ちゃんとの共演はそれ以来初（詳しくは同じ舞台には立ったけど、共演と言えるほどではなかった）そして、相方の河島辰徳くんとはその次の年に聖代ちゃんのピアノソロで海外作品の演目を一緒にやった依頼、おそらくほぼ音信不通だった。

2日前、国内バラバラの土地に住んでいる私達はリモートでリハーサルをしたが、まるで昨日も皆と一緒にいたようにしっくりきた。

それがとても嬉しかった。

「あ、この音。この声。」

という記憶にある大切な思い出を呼び起こさせるそれは、私を自然にその世界観に引きずり込み、涙が溢れた。

【記憶】というのは、時に生きていく上で力になってくれたり、時に癒してくれたりする。無くなってしまえば良いほどの記憶でさえ、余程のものでない限り、生きる助けになってくれる。

それがもしこのヒロインの様に奪われることがあるなら、、、

そうじゃなくても今こうして存在したり、存在してくれているものが当たり前にあるわけじゃないから、臆することなく、伝えたい事はちゃんと伝えたいと思う。

ピアノの山口聖代ちゃんは、今や私の朗読劇にいないことが絶対レベルで有り得ない人だし、

フルートの高橋香名ちゃんは、真面目でめちゃくちゃカッコイイから、よく目標にさせてもらってるような人だから共演が嬉しすぎるし、

河島辰徳くんは、ラブストーリーはわりと色んなところでやってても、やっぱりしっくりくる、めちゃくちゃ好きな俳優。

このメンバーが誇りだ。本当に大切なメンバー。

6月4日は、この自慢の素晴らしいメンバーで、皆様に愛の物語をお届けします。

是非お越しください！！！

mihiromy

私の頭の中の消しゴム

【福山公演】

■公演日時
2023年6月4日（日）
開場　13:30
開演　14:00

■料金
前売　¥3,000
当日　¥3,500

■会場
とおり町交流館
広島県福山市笠岡町1-13

【大阪公演】

■公演日時
2023年6月17日（土）
開場　12:30
開演　13:00

■料金
前売　¥3,500
当日　¥4,000
※デザート・ドリンク付

■会場
cafe rest Pica Pica 市役所店
大阪府八尾市本町1-1-1 八尾市役所B1F

【東京公演】

■公演日時
2023年7月29日（土）
開場　12:30
開演　13:00

■料金
前売　¥4,000
当日　¥4,500

■会場
日本橋ピアノホール東京音楽堂
東京都中央区日本橋小舟町3-12 日本橋GRIT 6F

■出演
朗読　河島辰徳
朗読　mihiromy
フルート　高橋香名
ピアノ　山口聖代

今年の初めに書き下ろした朗読脚本【阿部定】は、朗読舞劇として2月14日に濃厚バレンタインデーとして初演を迎えました。

そして来たる5月13日の2回目の公演は、たしか【身毒丸】以来 5年ぶりの道後ミュージックさまで上演させていただきます。

史実の人物を描く時、拙作である【白い娼婦 ハマのメリー】もそうなのですが、いかに史実に沿いながら、かつ私らしさを織り込めるか・・・ということを大切にしています。

阿部定はハマのメリーとは違い、阿部定本人の手記の他に沢山の人が本や映画や漫画にしています。

全部には目を通せていないけれど、多くの作品を拝見いたしました。しかし、どれも阿部定の「心」に迫ったものはないように思い、最もセンセーショナルに語られる「事件」のこと、そして定と吉蔵の情交について以外が、あまり語られているように感じませんでした。

当然と言えば当然なのですが、本人の手記が最も興味深く、どの小説や映画もそれに勝るものが私の中ではありませんでした。

「事件」には、「なぜ」それが起こったか、というのが大前提にあって、そこを描けないと「物語」にはならず、とにかくその事件が起こるまでの道のりを丁寧に阿部定さんの心情に迫って描き切りました。

阿部定の作品は、多くのものが男性作家さんや男性映画監督が描いているものがほとんどですが、阿部定さんと同性だからこそ理解・共感し描いた部分を是非ご覧頂き、何か感じて頂けたら嬉しいです。

朗読に合わせて身体表現をされるのは、奇跡の舞踏家・飯干未奈さん。

朗読舞劇【阿部定】のプロデュースもしてくださっています。
未奈さんにしか表現出来ない阿部定は、目が釘付けになることは間違いありません。

また、作品を盛り上げてくださる音楽を担当されるのは、ギタリストのショルヘーノさん。

私の描いた阿部定の世界には定以外に主には2人の男性が中心となるのですが、2人ともなんとも色気のある男を想像して描いたのですが、まさにショルヘーノさんはその色を見事に表現してくださっているのです。

舞×ギター×朗読劇

熱い掛け合いを是非ご覧下さい！

mihiromy

昭和11年。東京。
2.26事件後の戒厳令下。

情痴の主人殺し
滴る血糊で「定、吉二人」
男の陰部を切取り殺害した有名な阿部定事件の裏には、多くは語られていない切ない恋愛ドラマがあった。

これまでの小説や映画には語られない、阿部定本人の手記を元にした新解釈版

朗読舞劇【阿部定】　道後公演

■公演日時
2023年5月13日（土）
開場　14:30
開演　15:00

■出演
飯干未奈
mihiromy
ショルヘーノ

■料金
¥4,000

■会場
ニュー道後ミュージック
〒790-0842
愛媛県松山市道後湯之町18-1
089-933-2639

台風の影響か、この数日とても気温が低いですが、夏の風物詩【怪談】をテーマに、3つの怪談を3人のアーティストが【阿部定】【雪女】【牡丹灯籠】をそれぞれの表現で演じます。

私は三遊亭円朝さんの落語で有名な【牡丹灯籠】を朗読させていただきます。

このような時世柄、宣伝させていただくのも申し訳ないような気持ちではございますが、出来る限りの対策を行い上演させていただきますので、もしお時間と健康面等が許されるようでしたら、どうぞよろしくお願い致します。（今回は配信はございません）

現在、衣装をどうしようかと悩み中です。
和の衣装は、ドレスよりもっと頭を使いますね！！！
数を持っていないので、どうアレンジすれば、いつもと違うようになるのかが悩みです。

しかしながら、とても尊敬しているお姐さん方との共演です！！！
本当に楽しみでしかたありません！

mihiromy

怪談艶絵巻
https://tiget.net/events/139829

■公演日時
2021年8月21日（土）
開場　17:30
開演　18:00
終演　20:00

■出演
飯干未奈／牧瀬茜／mihiromy

■料金
前売　¥4,000
当日　¥4,500
※1drink別途

■会場
音楽実験室 新世界
東京都港区西麻布1-8-4 三保谷ビル B1F
03-5772-6767

・ガイドラインに基づき、入場人数を制限しております。
　定員に達した場合は受付を終了致しますのでご了承くださいませ。

■新型コロナウィルス感染拡大防止のために（必ずお読み下さい）
・入場時の検温を実施し、連絡先を記載いただいております。
・体温が37度5分以上の方の入場はお断りします。
・全てのお客様に必ずマスクの着用をお願いしております。マスク着用のないお客様は退場をお願いします。（マスクは会場でも販売しております。）
・会場入口または受付にアルコール消毒液を設置しております。入場者全ての方は手指消毒をお願い致します。
・開演前、開演後の舞台、設備、楽屋、客席、ドリンクカウンターのアルコール消毒及び次亜塩素酸水による消毒を実施しております。
・マイク類の紫外線及びアルコールによる除菌を実施しております。
・公演途中に15分の換気をさせていただきます。
・演奏者とお客様の距離を確保しております。
・お客様同士の距離を確保してご用意しておりますので着席の上、指定の位置を移動せずに観覧をお願い致します。
・新世界スタッフ全員のマスク着用を義務づけております。
・ドリンク・金銭の手渡しを禁止しています。
・ドリンクは使い捨てカップを使用しております。
・喫煙時、マスクを外しての会話はお控え下さい。

先日、関西入りまでのラストリハがあり、とても手応えを感じています。

いつも本番前にドキドキするのが『忘れ物』です。

さっき、衣装にする予定のブラウスが、ボタンが取れていたので縫い付けました。

これまでの1番の忘れ物は、メイク道具。
共演者が男性しかいなかったので、絶対絶命！！ってなったのは今となっては笑い話。

たとえば、その思い出を共有出来る誰かがいて、何年後かに、そんなことあったよねって笑いあう。
そういうのが、人と人との結びつきになったりする。
他愛のない、その一つ一つが人生にはとても大切。

25日20時から上演される作品は、男女の25年に渡る不倫の物語、、、と言ってしまえば、25年も伴侶を裏切り続けるけしからん2人・・・。

でも、25年という歳月は、2人を結びつけるには十分な思い出を分かち合っていて、ある夫婦の物語をみているようでもあります。

そして、夫婦とは何か。
ということを思い知らされます。

分かち合う思い出は、相手の少し否定的な部分を許し、愛おしくさせるもの。

人生経験の豊富な大人にこそ感じにきていただきたい作品です。

皆様と、この素晴らしい作品を共有する思い出作りが出来たら幸せです。

mihiromy

■公演日程
2020年10月25日（日）
19:30 Open　20:00 Start

■会場
Cafe & Snack Bar 都

■チケット
¥3,500（1ドリンク付）