音楽朗読舞劇【阿部定】大阪公演、終演いたしました。
〈終演〉という文字はいつも私の胸をザラっとさせるのだけど、今回の〈終演〉は、特に重みが違った。
私の元々ホームである大阪での〈朗読舞劇〉の最後の公演だったから。
常に公演後は、大きな喪失感などに苦しめられる私ですが、今回は
「また次のチャンスがある」
というのを簡単に思えない状況で、その辛さに悶えています。
前回のブログでも書きましたが〈朗読舞劇〉というのは、舞踏家・飯干未奈さんとの専売特許的表現スタイルで、いつ、どんな時もどの演目も1秒の気も抜けない、精も根も尽き果てる程濃厚な2時間弱の時間を、声と身体表現で一心同体となって演じるのです。
こんな特別すぎる関係を何年も何回も色々な女性を2人で演じ続けてきました。
もうこうやって書いていても涙が溢れるほど、特別な時間を舞台の上で2人で生きてきました。私達が演じた【阿部定】という女性は、とても褒められるような生き方をした人ではないけれど、
私達が愛する舞台と同じように、全身全霊で愛に生きた女性。
その女性を共に演じる事が出来て本当に幸せでした!!!!
苦しくて、
苦しくて、
苦しくて、
苦しすぎるけど、
それでも飯干未奈さんと上がった1時間40分の大阪ZAZA HOUSEの舞台は、生舞台に相応しい、最強の作品になったと言いたい!!!この熱い舞台にあまりに完璧すぎる音楽を添えてくださいましたショルヘーノさんに心から感謝致します。
あまりにも素晴らしい感情表現(あえてそう言います)だったと!!最後になりましたが、
素晴らしいスタッフさまに感謝すると共に、
大阪の朗読舞劇の最後を熱く熱く見届けて下さった皆さま、
本当に本当に本当に心からありがとうございました!!!!
mihiromy