このところ、いくつかの脚本を同時進行しています。
その為、その脚本がおざなりにならない様に1日を過ごしていると、あっっと言う間に時間が過ぎていって・・・。
SNSの存在を忘れかけているほどに没頭しています。
【いい意味で異常な集中力】
と東京でも言われ始めて、これはたまに自分で怖くなるのですが、いい風に捉えるように心がけているところです。
(セーフティを保つ事はとても大切なことだと言うこと)
最近、若手の女優さんとお芝居をする機会があり、その脚本上で【同棲】とは?を考えなければならないシーンがありました。
その女優さんが
「同棲したことがないから、本当には分からないんですよね・・・」
とサラリと話していて、なんだか目から鱗がポロリということがありました。
芝居はゼロからは何も生まれなくて、自分が経験してきた事を大なり小なり膨らませるものだけど、それはそうだとして、その事が分かりきっている!と自負しすぎてしまうと、何だか自分に足元をすくわれる事になってしまうな、なんてことを思ったのでした。
当然、年齢も重ねていくからこその味わいを大切にしていきたいとは思うのですが、来たる10月25日にある餃子朗読劇では、なんと高校生を『声』ではありますが演じます。
経験してきたことだから!と思わずに、丁寧に脚本と向き合おうとしています。
今回の朗読劇のテーマは、
【震災を風化させない】
そして
【家族の愛】
阪神淡路大震災は、私自身の経験として忘れられない出来事が沢山あります。
でも、その経験は時間と共に薄らいできてしまっていることも確かです・・・。
もう一度、この機会に記憶を辿り、自分ともお客様とも、震災とも家族とも向き合えるような丁寧な朗読をしたいと思います。
もしご興味ございましたら、完全予約制ですので、是非お問い合わせくださいませ。
mihiromy
■公演日程
2020年10月25日(日)
14:00 Open 15:00 Start
■会場
サロン・ド・あいり
神戸市中央区雲井通4-1-23アスティ三宮207
■チケット
¥3,500(要予約)